白癬菌による主な感染症

主に足白癬を経由して拡がる白癬菌感染症

白癬菌は、感染部位により名称が異なります。
主な白癬菌感染症には、以下のようなものがあります。

足白癬(水虫)
・・・白癬菌感染症全体の65%と圧倒的に多く、更に、感染しているのにも関わらず、症状が軽症と独自に判断してしまい、皮膚科を受診しない患者さんも多く居ます。日本人全体では、およそ20%が足白癬と言われている程、患者数も多く居ます。

手白癬(手の水虫)
・・・白癬菌感染が稀に手に生じる事があります。発症率は、白癬菌感染症全体の3%程度と多くは有りません。手白癬の大半は、足白癬から移ることなので、自分の足だからと水虫部位などをむやみに触らない方が身のためです。

爪白癬(爪水虫)
・・・足白癬の次に多いのが爪白癬で、全体の20%程度と言われています。
もはや、周知とは思いますが、爪白癬は、足白癬、および手白癬から感染して起こります。

頭部白癬(しらくも)
・・・白癬菌感染が頭の毛に起こる稀な症状です。年齢的な関係もあるとされているのですが、子供に比較的多いと言われています。症状により脱毛を引き起こすので注意が必要です。

体部白癬(ゼニたむし)
・・・白癬菌感染症全体の7%程度で、手足と股部を除いた皮膚に生じるものが体部白癬となります。治療方法は、外用薬で比較的簡単に治す事が出来ますが、感染が確認されたという事は、原因を解決しなければ再感染の恐れもありますので注意しなくてはなりません。

股部白癬(いんきんたむし)
・・・股部に発症するもので、頻度は、全体の5%程度です。
足白癬患者に多く、また、高齢者の発症率が上がっています。